CPU第7世代と第8世代の違い|Windows11対応で選ぶ|PCスマイル
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中古パソコンでは、インテルの第7世代または第8世代のCore i5を搭載したモデルが数多く流通しています。価格差は数千円程度のことも多いですが、この2つには性能とWindows 11への対応という大きな違いがあり、購入前に知っておくことが大切です。
この記事では、Core i5の第7世代と第8世代の違いを、コア数・スレッド数、Windows 11対応、価格の観点から比較し、「中古パソコンを選ぶならどちらが良いか」「いつまで使えるか」まで分かりやすく解説します。
結論:中古で選ぶなら第8世代
- 性能:ノート向けCore i5は、第7世代の2コア4スレッドから第8世代で4コア8スレッドに倍増
- Windows 11:第8世代は公式対応、第7世代は非対応
- 価格差:中古では数千円程度のことが多い
- 第7世代の見分け方:型番「Core i5-7200U」のように、ハイフンの後の数字の先頭が「7」
CPUの世代とは?型番から世代を見分ける方法
CPUの「世代」とは、同じメーカーから発売されたCPUを、設計や製造技術が切り替わったタイミングごとに区切ったグループのことです。世代が新しくなるごとに、処理性能の向上や省電力化、新機能の追加などが行われます。
インテルのCPUはおおむね1年ごとに世代が更新されており、第7世代・第8世代は最新世代から見ると古い世代にあたります。ただし、動画編集や本格的なゲームなどでなければ、事務作業では今も幅広く使われています。
型番から世代を見分ける方法
Coreシリーズの型番は「Core i5-7200U」「Core i5-8250U」のような形をしています。「i5」などのランク表記の後ろにある数字の先頭が、世代を表します。
・「Core i5-7200U」→ 先頭が「7」なので第7世代
・「Core i5-8250U」→ 先頭が「8」なので第8世代
・「Core i5-10210U」→ 先頭が「10」なので第10世代
自分のパソコンの型番は、Windowsの「設定」→「システム」→「バージョン情報」の「プロセッサ」欄で確認できます。中古パソコンを検討する際は、商品ページに書かれた型番の数字を必ずチェックしましょう。
Core i5 第7世代と第8世代の違い
第7世代(開発コード名:Kaby Lake)は2016年後半から2017年初めにかけて、第8世代は2017年8月(ノート向け)から10月(デスクトップ向け)にかけて発売されました。どちらも新品のパソコンに搭載されることはもうありませんが、中古パソコンでは今も人気の世代です。
まずは、中古ノートパソコンによく搭載されている代表的なモデルで比較してみましょう。
| 項目 | 第7世代 例:Core i5-7200U |
第8世代 例:Core i5-8250U |
|---|---|---|
| コア / スレッド | 2コア / 4スレッド | 4コア / 8スレッド |
| 最大クロック | 3.1GHz | 3.4GHz |
| キャッシュ | 3MB | 6MB |
| 内蔵グラフィックス | HD Graphics 620 | UHD Graphics 620 |
| Windows 11 | 非対応 | 対応 |
違い①:コア数とスレッド数
最も大きな性能差が、コア数とスレッド数です。
コアはCPUの中で実際に計算を行う「頭脳」にあたる部分で、数が多いほど多くの処理を並行してこなせます。スレッド数は、同時に処理できる作業の数の目安で、こちらも多いほど複数の作業に強くなります。
中古ノートパソコンによく使われる第7世代のCore i5-7200U・7300Uは2コア4スレッドですが、第8世代のCore i5-8250U・8350Uなどは4コア8スレッドと、コア数・スレッド数ともに倍増しています。そのため、ブラウザでたくさんのタブを開きながらExcelを使う、オンライン会議をしながら資料を見るといった「ながら作業」で、第8世代のほうが明らかに快適です。
※デスクトップ向けでは、第7世代のCore i5-7500が4コア4スレッド、第8世代のCore i5-8500が6コア6スレッドなど、構成が異なります。
違い②:Windows 11への対応
もう1つの大きな違いが、Windows 11への対応です。Windows 11のシステム要件では、インテルのCPUは原則として第8世代以降が対象とされており、第7世代以前は対象外です。
これまで広く使われてきたWindows 10は、2025年10月14日にサポートが終了しました。サポート終了後は通常のセキュリティ更新プログラムが提供されないため、インターネットにつないで業務に使うのはリスクが高くなります。
つまり、Windows 10まではCPUの世代を問わず使えていましたが、これからWindows 11を使うなら、第8世代以降のCPUを搭載したパソコンを選ぶ必要があるということです。なお、Windows 11にはCPUのほかにTPM 2.0などの要件もあります。詳しくはTPM2.0とは?Windows11の必須要件をご覧ください。
違い③:中古パソコンとしての価格差
性能とWindows 11対応に差があるため、中古価格にも差があります。PCスマイルでの傾向は次のとおりです。
| 搭載CPU | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 第7世代 Core i5 | 約2万4千円〜 | とにかく安い。ただしWindows 11には非対応 |
| 第8世代 Core i5 | 約2万9千円〜 | Windows 11に公式対応し、動作も軽快。現在一番人気の構成 |
※メモリ・ストレージ・機種・状態によって価格は変わります。
数千円の差でWindows 11に対応でき、コア数も倍になるため、コストパフォーマンスでは第8世代が優れています。
▶ Windows 11搭載の中古パソコン一覧はこちら
▶ Core i5搭載の中古パソコン一覧はこちら
【注意】非対応PCにWindows 11を入れた商品
一部の通販サイトやフリマなどでは、本来Windows 11のシステム要件を満たしていない「第7世代以前のCPU」を搭載したパソコンに、特殊な方法でWindows 11をインストールして販売しているケースが見受けられます。
こうしたパソコンには次のようなリスクがあるため、特にビジネスで使う場合は注意が必要です。
- 更新プログラムが保証されない:Microsoftは要件を満たさないPCへのインストールを推奨しておらず、今後の更新プログラムの提供も保証していません。
- 動作が不安定になるおそれ:想定されていない環境のため、不具合や突然のエラーの原因になることがあります。
- 公式サポートの対象外:トラブルがあっても、メーカーやMicrosoftのサポートを受けられない場合があります。
商品ページに「Windows 11搭載」と書かれていても、CPUの型番が第8世代以降かを必ず確認しましょう。
第7世代・第8世代はいつまで使える?
■ 第7世代
Windows 11に対応していないため、Windows 10のまま使うことになります。Windows 10は2025年10月に通常のサポートが終了しており、有料の延長セキュリティ更新(ESU)を利用しない限り、安全にインターネットにつないで使い続けるのは難しい状況です。業務用としては、できるだけ早めの入れ替えがおすすめです。
■ 第8世代
Windows 11に対応しているため、Windows 11のサポートが続く限り、セキュリティ更新を受けながら使えます。執筆時点では、最新バージョンのWindows 11でも第8世代はサポート対象です。事務作業が中心であれば、まだ数年は現役で使える世代といえます。
ただし、発売から年数が経っているため、バッテリーやストレージなどの部品は劣化している可能性があります。中古で購入する場合は、保証期間が長い販売店を選ぶと安心です。
より長く快適に使いたい場合は、第10世代以降も検討しましょう。第8世代との違いはCore i5第8世代と第10世代の違いで解説しています。
結論:第7世代と第8世代、どちらを選ぶべき?
第8世代がおすすめの人
- 仕事で使う(インターネットにつなぐ)
- Windows 11を使いたい
- 複数のソフトを同時に使う
- 数年は使い続けたい
第7世代でも選択肢になる人
- 価格を最優先したい
- インターネットにつながない限定的な用途
- Windows 10のサポート終了を理解したうえで、短期間だけ使う
迷った場合は、数千円の差でWindows 11に対応でき、コア数も倍になる第8世代を選んでおくのが、結果的に長く安心して使えます。インターネットにつなぐ業務用途では、第7世代はおすすめしません。
よくある質問
Q. 第7世代でもWindows 11は使えますか?
A. 公式には使えません。Windows 11のシステム要件は原則として第8世代以降のため、第7世代は対象外です。特殊な方法でインストールすることは可能ですが、更新プログラムの提供が保証されないなどのリスクがあり、業務利用にはおすすめしません。
Q. 事務作業しかしないなら、第7世代でも十分ですか?
A. 処理性能だけを見れば、簡単な事務作業は第7世代でもこなせます。ただし、Windows 10のサポートは2025年10月に終了しており、インターネットにつなぐ業務用途では第8世代以降を強くおすすめします。
Q. 自分のパソコンが第何世代か確認するには?
A. 「設定」→「システム」→「バージョン情報」でCPUの型番を確認し、「Core i5-7200U」「Core i5-8250U」のように、ハイフンの後の数字の先頭を見ます。「7」なら第7世代、「8」なら第8世代です。
Q. 中古パソコンを法人でまとめて導入する場合、世代の目安は?
A. Windows 11のサポート対象である第8世代以降を目安にしてください。PCスマイルでは、Windows 11対応の機種を同じ型番で大量にご用意できます。
まとめ
Core i5の第7世代と第8世代は、発売時期は1年ほどしか違いませんが、ノート向けではコア数・スレッド数が倍増し、Windows 11への対応も分かれるという大きな違いがあります。中古パソコンの価格差は数千円程度のことが多いため、これから購入するなら第8世代以降を選ぶのがおすすめです。
エントリー向けCPUのCeleronとの違いが気になる方は、Celeron(セレロン)とは?もご覧ください。
PCスマイルでは、Windows 11に対応した第8世代以降の中古パソコンを、独自の検査・清掃基準で整備し、通常3年間の長期保証付きで販売しています。法人向けの大量導入にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
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