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CPUの種類と特徴|Intel・AMDの違いと選び方|PCスマイル

CPUの種類と特徴|Intel・AMDの違いと選び方|PCスマイル

パソコンを選ぶとき、必ず目にするのが「CPU」です。CPUはパソコンの快適さを大きく左右する重要なパーツですが、「Core i5とRyzen 5はどう違うの?」「型番の数字やアルファベットは何を表しているの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、CPUの種類と特徴を、メーカー(Intel・AMDなど)ごとのシリーズ、型番の読み方、性能を決める4つの要素に分けて、初心者の方にも分かりやすく解説します。中古パソコンを選ぶときの目安も紹介します。

結論:CPUの種類と選び方のポイント

  • 主なメーカー:WindowsパソコンはIntel(Core iシリーズなど)とAMD(Ryzenシリーズ)が中心
  • グレード:Core i3 / i5 / i7 / i9、Ryzen 3 / 5 / 7 / 9 の順に高性能。事務作業ならCore i5・Ryzen 5が定番
  • 世代:型番の最初の数字で見分ける(Core i5-8250U=第8世代)。新しいほど高性能
  • 中古で選ぶなら:Windows 11に対応するインテル第8世代以降のCore i5がコスパの目安

CPUとは?

CPUとは「Central Processing Unit」の略で、日本語では「中央演算処理装置」と訳されます。パソコンのあらゆるデータの計算や処理、各パーツへの指示を行う、人間でいえば「脳」にあたる重要なパーツです。
一般的に、CPUの性能が高いほどデータの処理が速くなり、複数のソフトを同時に使っても快適に作業できます。反対に性能が低いと、動作が遅くなったり、固まったりしやすくなります。パソコンを選ぶ際は、CPUの種類を必ず確認しましょう。

メーカー別に見るCPUの種類と特徴

CPUの主なメーカー IntelとAMD

WindowsパソコンのCPUは、主にIntel(インテル)とAMD(エーエムディー)の2社が製造しています。
Intelは長年にわたり多くのパソコンに採用されてきた定番メーカーで、特に法人向けのビジネスパソコンでは搭載率が高く、中古市場でも流通量が豊富です。AMDはコア数の多さやコストパフォーマンスの高さ、内蔵グラフィックス(Radeon)の性能に定評があり、近年は搭載パソコンが大きく増えています。
どちらを選べばよいか迷う場合は、中古パソコンなら選択肢が多いIntel製CPUを選ぶと探しやすいでしょう。

Intel(インテル)のCPU

シリーズ 位置づけ 向いている用途
Core i9 / Core i7上位・最上位動画編集、3D・CAD、ゲーム
Core i5中位(一番人気)事務作業全般、複数ソフトの同時使用、オンライン会議
Core i3エントリーネット閲覧、メール、簡単な書類作成
Pentium / Celeron
(後継:Intel Processor N100など)
低価格・省電力ネット閲覧、動画視聴、ごく軽い作業
Core Ultra / Core 3・5・72023年以降の新ブランド最新の新品パソコン。Core UltraはAI処理用のNPUを内蔵

■ Core iシリーズ
IntelのCPUで最も幅広く使われているシリーズです。数字が大きいほど高性能で、i3(エントリー)、i5(中位)、i7(上位)、i9(最上位)に分かれています。
特に人気なのがCore i5です。オフィスソフトでの作業はもちろん、複数のソフトを同時に使っても快適に動く性能があり、価格とのバランスに優れています。本格的な動画編集やゲームをしたい場合は、Core i7以上がおすすめです。
▶ Core i5搭載の中古パソコン一覧はこちら

■ Pentium・Celeron
低価格・省電力が魅力のエントリー向けシリーズで、PentiumのほうがCeleronより性能は上です。ネット閲覧やメール、簡単な書類作成には使えますが、複数の作業を同時に行うと性能不足を感じやすくなります。
なお、PentiumとCeleronのブランドは2023年に終了し、現在は「Intel Processor N100」などのNシリーズが後継になっています。詳しくはCeleron(セレロン)とは?、インテルNシリーズ(N100)とは?をご覧ください。

■ Core Ultra・Core 3/5/7(新ブランド)
Intelは第14世代(2023年)を最後に「Core i」の名称を見直し、「Core Ultra 5/7/9」や「Core 3/5/7」といった新しいブランドに移行しました。Core Ultraは、AI処理を担うNPUを内蔵しているのが特徴です。主に最新の新品パソコンに搭載されています。

IntelのCPUシリーズの種類と位置づけ

AMDのCPU

■ Ryzen(ライゼン)シリーズ
IntelのCore iシリーズに対抗するシリーズで、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9に分かれています。それぞれ、おおむねCore i3・i5・i7・i9に相当すると考えて問題ありません。
人気が高いのはRyzen 5で、Core i5と同様に事務作業から画像編集、複数ソフトの同時使用まで快適にこなせます。同価格帯のIntel製CPUよりコア数が多いモデルも多く、内蔵グラフィックスの性能も高めです。最新モデルには、AI処理用のNPUを内蔵した「Ryzen AI」シリーズもあります。

■ Athlon(アスロン)シリーズ
AMDのエントリー向けCPUで、Ryzenより低価格ですが性能は控えめです。IntelのCeleron・Pentiumに近い位置づけと考えてよいでしょう。

その他のCPU(Apple・Qualcomm)

Macには、Appleが独自に開発した「M」シリーズ(M1〜M4など)が搭載されています。また、Windowsパソコンでも、スマホ向けCPUで知られるQualcommの「Snapdragon X」シリーズを搭載したモデルが登場しています。これらは省電力性に優れる一方、Intel・AMD向けに作られた一部の古いソフトや周辺機器のドライバーが動かない場合があるため、業務で使う場合は対応状況を確認しましょう。

型番の読み方(世代・末尾のアルファベット)

パソコンの仕様には「Core i5-8250U」のように、CPUの型番が書かれています。型番から、世代や用途を読み取ることができます。

■ Intelの世代の見分け方
「i5」などのランクの後ろにある数字の先頭が世代を表します。
・Core i5-6200U → 第6世代
・Core i5-8250U → 第8世代
・Core i5-10210U → 第10世代
数字が大きいほど新しく、一般的に高性能になります。Windows 11は、原則として第8世代以降が対象です。世代ごとの違いはCore i5第7世代と第8世代の違い・Core i5第8世代と第10世代の違いで詳しく解説しています。

■ AMDの型番
Ryzenの場合も「Ryzen 5 5500U」のように4桁の数字が付き、先頭の数字が大きいほど新しいシリーズです。ただし、ノートパソコン向けでは同じ数字のシリーズの中に、設計の世代が異なるモデルが混ざっていることもあります。最新モデルは「Ryzen AI 5 340」のように3桁の新しい型番になっています。

末尾の文字(Intel) 意味 主な搭載パソコン
U省電力薄型・軽量のノートパソコン
H / HX高性能ゲーミング・クリエイター向けノート
P性能と省電力のバランス型薄型の高性能ノート
なし(例:i5-8500)標準デスクトップ
T省電力小型デスクトップ
K / FK:オーバークロック対応、F:グラフィックス機能なし自作・ゲーミングデスクトップ

CPUの性能を決める4つの要素

CPUの性能は、1つの数値だけで決まるわけではなく、いくつもの要素の組み合わせで決まります。ここでは代表的な4つの要素を紹介します。

1. コア数

コアとは、CPUの中で実際に計算を行う「頭脳」にあたる部分です。以前は1つのCPUにコアは1つだけでしたが、現在は4コア・6コア・8コアなど、複数のコアを持つCPUが一般的です。コア数が多いほど、複数の処理を並行してこなせるため、性能が高くなります。
なお、インテル第12世代以降のCPUには、高性能な「Pコア」と省電力な「Eコア」を組み合わせたものもあります。

2. スレッド数

スレッド数とは、CPUが同時に処理できる作業の数の目安です。従来は1コアで1つの処理(1スレッド)が一般的でしたが、1つのコアで2つの処理を同時に行う技術(IntelのハイパースレッディングやAMDのSMT)により、「4コア8スレッド」「6コア12スレッド」といったCPUも珍しくありません。
一般的にスレッド数が多いほど複数の作業に強くなりますが、スレッド数が2倍になっても処理速度が常に2倍になるわけではない点に注意しましょう。

CPUのコア数とスレッド数の関係

3. 動作周波数(クロック数)

動作周波数は、CPUが1秒間に何回処理のサイクルを実行できるかを示す数値です。単位はHz(ヘルツ)で、例えば1GHzなら1秒間に10億回のサイクルを実行します。数値が高いほど1つ1つの処理が速くなりますが、消費電力や発熱も増えます。
仕様には、通常時の「ベースクロック」と、負荷が高いときに自動で引き上げられる「最大(ターボ)クロック」の2つが書かれていることが多く、体感の速さには最大クロックが影響します。ただし、世代が違うCPU同士はクロック数だけでは比較できません。

4. キャッシュメモリ

キャッシュメモリは、CPUの中に内蔵された、とても高速な小容量のメモリです。よく使うデータを一時的に置いておくことで、メインメモリ(いわゆる「メモリ」)にアクセスするより速く処理できます。L1・L2・L3の階層があり、容量が大きいほど処理が速くなる傾向があります。
ただし、キャッシュ容量はCPUの設計に合わせて決まっているため、CPUを選ぶ際は参考程度に見ておけば十分です。

CPU・GPU・NPUの違い

名称 役割 得意な処理
CPUパソコン全体の処理の司令塔あらゆる計算・制御、アプリの動作
GPU画像・映像の処理画面表示、動画編集、3D、ゲーム
NPUAI処理の専用装置背景ぼかし・ノイズ除去などのAI機能を省電力で処理

最近は、CPUの中にGPUやNPUを一緒に組み込んだ製品が主流です。NPUを搭載したパソコン(AIパソコン)については、AIパソコンとは?で詳しく解説しています。

用途別のCPUの選び方

用途 おすすめのCPU(中古の場合の目安)
ネット閲覧・メール・動画視聴Core i3 以上、N100 など
事務作業(Word・Excel・オンライン会議)Core i5(第8世代以降)、Ryzen 5
画像編集・プログラミング・大きなExcelCore i5(第10世代以降)、Core i7、Ryzen 7
動画編集・CAD・3DCore i7 / i9、Ryzen 7 / 9 + 専用GPU(ワークステーション)

CPUの性能を活かすには、メモリ8GB以上・SSD搭載の構成を選ぶことも大切です。CPUが高性能でも、メモリ不足やHDDでは動作が遅くなってしまいます。

よくある質問

Q. IntelとAMDはどちらが良いですか?
A. 同じグレード(Core i5とRyzen 5など)であれば、事務作業での体感差はほとんどありません。中古パソコンでは法人向けモデルを中心にIntel製が多く、選択肢が豊富です。

Q. Core i5とCore i7はどちらを選ぶべきですか?
A. 事務作業中心ならCore i5で十分です。動画編集や3D、プログラミングなど負荷の高い作業をする場合はCore i7を選びましょう。

Q. 世代が古いCore i7と新しいCore i5では、どちらが速いですか?
A. 世代の差が大きい場合は、新しいCore i5のほうが速いこともよくあります。また、Windows 11を使うなら第8世代以降が条件になるため、グレードより世代を優先して選ぶのがおすすめです。

Q. 自分のパソコンのCPUを確認するには?
A. Windowsの「設定」→「システム」→「バージョン情報」の「プロセッサ」欄で確認できます。

まとめ

CPUは主にIntel(Core iシリーズなど)とAMD(Ryzenシリーズ)の2社が製造しており、グレード(i3・i5・i7・i9)と世代(型番の先頭の数字)で性能が変わります。性能はコア数・スレッド数・動作周波数・キャッシュメモリの組み合わせで決まります。
事務作業が中心なら、Core i5やRyzen 5が性能と価格のバランスに優れた定番です。中古パソコンを選ぶ場合は、Windows 11に対応したインテル第8世代以降を目安にしましょう。

PCスマイルでは、Core i5搭載・Windows 11搭載の中古パソコンを、独自の基準で検査・整備し、通常3年間の長期保証付きで販売しています。用途に合ったCPU選びに迷ったら、お気軽にご相談ください。

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