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【初心者必見】CPUの種類と特徴 | 中古パソコン専門店PCスマイル

こんにちはPCスマイルの佐藤です!

今回はCPUの種類と特徴について解説します。CPUはパソコンに搭載されている重要なパーツの一つで聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

しかし、このCPUの特徴や選び方をご存知でしょうか?
多くの人がなんとなくCPUについて知っているけど、特徴や選び方を知らないというケースが多いんです。

そこで今回の記事では初心者の方でも、CPUの種類や特徴が把握できるように徹底的に解説します!ぜひ最後までご覧ください!

CPUの概要

CPUとはCentral Processing Unitの略で日本語では中央演算処理装置と訳されます。CPUはデータの処理や演算を行う役割を持ち、人間の脳にあたる重要な装置です。

一般的にCPUの性能が高ければ高いほど、データ処理が速くなるため、より快適に作業をすることができます。

一方CPUの性能が低くなると動きが遅く、カクカクしたりフリーズするなどの現象が起こるため、パソコンを選ぶ際には必ずCPUの種類を確認する必要があります。

メーカーで見るCPUの種類と特徴

そんなCPUを製造しているのは主にIntel社とAMD社です。

Intel社は世界最大のシェアを誇るCPUメーカーで、多くのパソコンがIntel社のCPUを搭載しています。
一方のAMD社は近年注目を集めているメーカーで、4K映像や3D映像などのグラフィックの美しさに定評があります。またAMD社はCPUだけではなく、グラフィックボードやGPUでも人気メーカーとして知られています。

どちらを選択すべきかわからない人は、ほとんどのパソコンに搭載されている、Intel社のCPUを選択しておけば問題ないでしょう。 それではIntel社のCPUの選び方について解説します。まずはCPUの種類についてです。

Intel CPUのシリーズについて

IntelのCPUには大きく分けて3つのシリーズがあります。

Core iシリーズ
Core iシリーズはIntelのCPUの中で最も幅広く使用されているCPUで廉価版のi3シリーズ、中位版のi5シリーズ、上位版のi7シリーズ、最上位版のi9シリーズに分かれています。

その中でも特に人気なのがi5シリーズで、簡単なオフィスワークにとどまらず、画像処理やマルチタスクでも快適に作業できる性能です。本格的な動画編集やゲームなどをしたい場合はi7シリーズ以上をおすすめしますが、一般的な仕事や個人の用途ではi5シリーズが性能価格ともにバランスが良くおすすめです。

当店でもこのi5シリーズ搭載のパソコンをお手頃価格で販売していますので、こちらからチェックしてみてください!

Celeronシリーズ
CeleronシリーズはIntelのCPUの廉価版として販売されており、省電力・低価格が魅力のCPUです。

性能についてはCore iシリーズに劣りますが、簡単な資料作成やメールのやりとりといった用途では問題なく使用することができます。

一方複数の作業を同時に行う場合は、性能が不十分な可能性があるため、Core iシリーズをおすすめいたします。

Pentiumシリーズ
PentiumシリーズもCeleronシリーズと同様に、省電力・低価格が魅力のCPUですが、性能はCeleronシリーズを上回ります。

こちらのシリーズもCore iシリーズほどの性能はないため、資料作成やWebページの閲覧といったライトユーザー向けのCPUです。

Intel CPUの世代について

次はCPUの世代についてです。販売されているパソコンのスペックを見ると、i5 7世代もしくはi5 6200Uなどといった表記がされています。

これは同じi5シリーズでも世代があり、数字が大きいほど新しい世代、つまり最新のCPUを搭載しているということになります。例えばi5 6200Uの場合はi5 6世代と同じ意味で、i5 7世代のCPUより1世代古いということになります。

Intel社は毎年新しいCore iシリーズを販売しており、2024年4月現在の最新の世代は14世代です。
一般的にこの世代が新しいほど高性能かつ高額になる傾向にあるため、パソコンを使う目的に応じて選ぶ必要があります。

AMD CPUのシリーズについて

次にAMD社のCPUの種類について解説します。AMD社のCPUには、Ryzenシリーズと、Athlonシリーズの二つがあります。

Ryzenシリーズ
RyzenシリーズはIntel Coreシリーズに対抗するために製造されているシリーズで、Ryzen3、Ryzen5、Ryzen7、Ryzen9の四つに区別されています。

それぞれの数字はIntel Core i3、i5、i7、i9シリーズに対応していると考えてもらって構いません。最も人気なのはRyzen5シリーズでCore i5シリーズと同様に、簡単なオフィスワークはもちろん、画像処理やマルチタスクでも快適に作業できる性能です。

依然としてIntel Coreシリーズが最も高いシェア率を誇っているものの、AMDのRyzenシリーズの登場により、徐々にAMDのCPUが搭載されるパソコンが増えている傾向にあります。

Athlonシリーズ
AthlonシリーズはAMDの廉価版のCPUで、Ryzenシリーズよりも低価格で手に入れることができます。ただし性能はRyzenシリーズと比べると劣ります。IntelのCeleronシリーズやPentiumシリーズと同等であると考えてもらって構いません。

AMD CPUの世代について

次に、AMDのCPUの世代について説明します。

RyzenシリーズのCPUを見てみると、Ryzen5 5500やRyzen7 6800UのようにRyzenの後に4桁の数字もしくは4桁の数字+アルファベットのような表記がされています。この数字の最初の数字が世代です。例えばRyzen5 5500の場合、第5世代ということになります。

この数字が大きければ大きいほど世代が新しいということになりますので、通常性能や販売価格が高くなります。

スペックでみるCPUの種類と特徴

ここまで、IntelとAMDのCPUの種類と特徴について説明してきました。

では具体的にCPUの性能を決めるものとはなんでしょうか?
実際には単体のパーツのみで全ての性能が決まるのではなく、色々な要素が合わさってCPUの性能が決まります。

ここではCPUの性能を左右する要素を4つ紹介します。

コア数

コア数とはCPUの中にある演算を行う脳に例えられるパーツでCPUの性能を大きく左右します。

以前は1つのCPUにつき1つのコアのみ搭載されていましたが、現在は4つや6つと複数のコアが搭載されているCPUも増えてきています。1CPUあたりのコア数が増えれば増えるほど、CPUの性能も高くなります。

スレッド数

スレッド数とは、同時に処理することができるプログラムの最大数を表します。

従来のCPUは1コア1スレッドつまり同時に1つの処理のみを行うことが一般的でした。ただ、最近のCPUではマルチスレッドという1コアに複数のスレッドを搭載したCPUも登場しており、4コア8スレッドや6コア12スレッドなどのCPUも珍しくありません。

一般的にはスレッド数が大きいほど同時に処理できるプログラムが増えるため、性能が高くなります。
しかしたとえ12スレッドのCPUであっても、負荷の高い処理を行っている場合はその他の処理ができない場合もあるので、単純にスレッド数が2倍に増えたからと言って処理速度が常に2倍になるわけではないので注意しましょう。

動作周波数(クロック数)

CPUの動作周波数は、CPUが1秒間に何回動作周期を実行するかを示す指標です。

単位はHz(ヘルツ)で表され、例えば1GHz(ギガヘルツ)のCPUは、1秒間に10億回の動作周期を実行します。
動作周波数が高ければ高いほど、CPUの処理速度は速くなりますが、CPUの性能や消費電力に影響を与えるため、バランスをとる必要があります。

キャッシュメモリ

キャッシュメモリは、CPUやその他のパーツがデータにアクセスする際に使用される高速なメモリのことを指します。

通常のメモリ(メインメモリ)は1つの独立したパーツですが、キャッシュメモリはCPUに内蔵された特殊なメモリです。キャッシュメモリにはL1キャッシュ、L2キャッシュ、L3キャッシュに分けられます。

多ければ多いほど、速くデータを処理できるようになるのですが、一般的にはメーカーによって、CPUのコアに適したキャッシュメモリが搭載されているケースが多いので、参考程度にしておけば問題ありません。

さいごに

以上、CPUの種類と特徴について初心者の方にもわかるよう詳しく解説しました!
これからノートパソコンの購入を控えている方の参考になれば幸いです。

また、弊社ではパソコン購入前のご相談もお電話もしくはメールで承っております。
少しでも分からない点や迷っている点があればぜひ弊社へお問い合わせください!
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