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「Celeronは使えない」は本当?性能とWindows11対応|PCスマイル

「Celeronは使えない」は本当?性能とWindows11対応|PCスマイル

Celeron(セレロン)は、インテル社が長年展開してきたエントリー向けのCPUです。手頃な価格のパソコンに多く採用され、家庭用・学習用・サブ機として広く普及してきました。

一方で、インターネット上では「Celeronは使えない」「Celeronはやめとけ」という声もよく見かけます。本当にCeleronは使えないのでしょうか?

この記事では、CeleronとはどんなCPUなのかという基本から、Core i3・Core i5やN100との性能の違い、Windows 11への対応状況、「使えない」と言われる理由と向いている用途まで、分かりやすく解説します。

結論:Celeronは「使えない」のではなく「用途を選ぶ」CPU

  • Celeronとは:インテルの低価格・省電力なエントリー向けCPU。2023年以降は「Intel Processor(N100など)」に後継が移行
  • 向いている用途:ネット閲覧、動画視聴、メール、簡単なWord・Excel作業
  • 向いていない用途:動画編集、ゲーム、重いExcel、複数ソフトの同時作業
  • 選ぶなら:メモリ8GB以上・SSD搭載で、Windows 11対応のモデル(N4020以降など)
  • 仕事で毎日使うなら:同じくらいの予算で買える中古のCore i5のほうが快適

Celeron(セレロン)とは?

インテルのCPU Celeron(セレロン)のイメージ

Celeron(セレロン)とは、インテル社が開発・販売してきたエントリー向けCPU(プロセッサー)のブランド名です。CPUは「パソコンの頭脳」とも呼ばれ、計算や制御など、パソコン全体の処理を担う重要なパーツです。
インテルのCPUには高性能な「Core i」シリーズ(Core i3・i5・i7など)がありますが、Celeronはその下に位置する低価格帯向けのシリーズです。1998年に登場して以来、手頃な価格のパソコンに数多く採用されてきました。

■ Celeronの主な特徴
・価格が安い:搭載パソコンの価格を抑えられる
・消費電力が少ない:発熱が少なく、ノートパソコンのバッテリーが長持ちしやすい
・性能は控えめ:コア数やキャッシュが少なく、重い処理は苦手

■ Celeronブランドは2023年で終了
インテルは2022年9月、「Celeron」と上位の「Pentium」のブランドを廃止し、2023年以降のノートパソコン向け製品から「Intel Processor(インテル プロセッサー)」に統一すると発表しました。現在は「Intel Processor N100」「N150」などのNシリーズが、Celeronの役割を引き継いでいます。
ただし、中古パソコン市場では今もCeleron搭載機が多く流通しているため、選ぶ際の知識として押さえておきましょう。NシリーズについてはインテルNシリーズ(N100)とは?で詳しく解説しています。

CeleronとCore i3・Core i5・N100の性能比較

中古パソコンでよく見かけるCeleronと、Core i3・Core i5、後継のN100を比較すると、次のようなイメージになります。

CPU(例) コア / スレッド 性能の目安 快適に使える用途
Celeron N40202 / 2★☆☆☆☆ネット閲覧、動画視聴、メール
Celeron N51004 / 4★★☆☆☆上記+簡単なWord・Excel
Intel Processor N1004 / 4★★★☆☆一般的な事務作業、オンライン会議
Core i3(第10世代)2 / 4★★★☆☆一般的な事務作業
Core i5(第8〜10世代)4 / 8★★★★☆事務作業全般、複数ソフトの同時使用、オンライン会議

※性能の目安は一般的なノートパソコン向けモデルでの大まかな比較です。実際の体感速度はメモリ容量やストレージ(SSDかどうか)によって大きく変わります。

Celeronは、Core iシリーズと比べてコア数・スレッド数が少なく、複数の作業を同時に行うと処理が追いつかなくなりがちです。仕事用として毎日使うなら、第8世代以降のCore i5がひとつの目安になります。中古なら、Core i5搭載パソコンもCeleronの新品と変わらない価格帯で購入できます。
Core i5の世代ごとの違いはCore i5第7世代と第8世代の違い・Core i5第8世代と第10世代の違いをご覧ください。

▶ Core i5搭載の中古パソコン一覧はこちら

「Celeronは使えない・やめとけ」と言われる理由

Celeron搭載パソコンの動作が遅いと感じるイメージ

「Celeronは遅くて使えない」という声には、主に次のような理由があります。ただし、多くはCPUそのものより、用途やパソコン全体の構成とのミスマッチが原因です。

■ 理由1:重い作業に使っている
動画編集や3Dゲーム、大量のデータや複雑な関数・マクロを使うExcel作業などは、Celeronの得意分野ではありません。こうした作業をすると、動作が大きく遅くなります。

■ 理由2:メモリが少ない(4GB)
CPUを「料理人の腕」とすると、メモリは「まな板の広さ(作業スペース)」です。安価なCeleron機はメモリ4GBのモデルが多く、Windows 11とブラウザを動かすだけでも余裕がありません。Celeronを選ぶならメモリ8GB以上が基本です。

■ 理由3:ストレージがeMMCやHDD
低価格のCeleron機には、「eMMC」と呼ばれる32GB・64GBなどの小容量で低速なストレージを搭載したモデルがあります。容量不足でWindows Updateができない、動作が遅いといったトラブルの原因になりやすいため注意が必要です。ストレージはSSD(128GB以上、できれば256GB以上)を選びましょう。SSDの種類はSSDの規格・世代の違いで解説しています。

■ 理由4:古い世代のCeleron
Celeronと一口に言っても、世代によって性能は大きく異なります。N3000番台など古い世代のCeleronは、現在の使い方には性能が不足しがちで、Windows 11にも対応していません。

逆に言えば、用途を絞り、メモリ8GB・SSDの構成を選べば、ネット閲覧や動画視聴、メール、簡単な文書作成といった日常的な作業は問題なくこなせます。

CeleronはWindows 11に対応している?

結論として、比較的新しい世代のCeleronはWindows 11に対応していますが、古い世代は非対応です。Celeronの型番は世代の見分けがつきにくいため、次の表を目安に確認しましょう。

種類 Windows 11 対応 Windows 11 非対応
ノート向け NシリーズN4000・N4020・N4100・N4120・N4500・N4505・N5100・N5105 などN3350・N3450・N3060 など N3000番台以前
ノート向け 4桁の型番4205U・5205U・6305・7305 など3865U・3867U など
デスクトップ向け GシリーズG4900・G4930・G5900・G6900 などG3900・G3930 など

※代表的な型番の例です。正確な対応状況はMicrosoftの「Windows 11 対応プロセッサ一覧」でご確認ください。N4000・N4100は、Windows 10からのアップグレードには対応していますが、Windows 11をプリインストールした状態での出荷には対応していません。

CPUが対応していても、Windows 11にはTPM 2.0などの要件もあります。また、Windows 11はバックグラウンドで多くの処理を行うため、メモリ4GBやeMMCストレージの環境では動作が重くなりがちです。購入やアップグレードを検討する際は、CPUの型番だけでなく、メモリとストレージを含めたパソコン全体の構成を確認しましょう。

▶ Windows 11搭載の中古パソコン一覧はこちら

Celeronが向いている人・向いていない人

Celeronが向いている人

  • ネット閲覧・動画視聴・SNSが中心
  • 子どもの学習用・レポート作成用
  • 外出先でメールや文章作成をするサブ機
  • とにかく価格を抑えたい

Celeronが向いていない人

  • 仕事で毎日長時間使う
  • ExcelやTeamsなど複数のソフトを同時に使う
  • 動画編集・画像編集・ゲームをしたい
  • 1台を長く(4〜5年)使いたい

Celeronは、用途を絞れば今でもコストパフォーマンスの良い選択肢です。一方、仕事で使うパソコンや、長く使いたいパソコンなら、Core i5以上を選んだほうが結果的にストレスが少なく、買い替えまでの期間も長くなります。

下の表は、用途別におすすめのインテルCPUシリーズをまとめたものです。参考にしてみてください。

用途別のおすすめインテルCPUシリーズの一覧表

よくある質問

Q. Celeronで仕事はできますか?
A. メールやWord・Excelでの簡単な資料作成程度なら可能です。ただし、オンライン会議をしながら資料を開く、大きなExcelファイルを扱うなど、複数の作業を同時に行うと動作が重くなりがちです。業務用には、Core i5以上のパソコンをおすすめします。

Q. CeleronとCore i3はどちらが良いですか?
A. 同じ世代で比べれば、Core i3のほうが性能は高くなります。価格差が小さければCore i3、さらに快適さを求めるならCore i5を選ぶのがおすすめです。

Q. CeleronとN100の違いは何ですか?
A. N100は、Celeronブランドの終了後に登場した後継のエントリー向けCPUで、従来のCeleronより性能が向上しています。詳しくはインテルNシリーズ(N100)とは?をご覧ください。

Q. Celeronのパソコンを速くする方法はありますか?
A. メモリの増設(8GB以上)や、HDDからSSDへの交換が効果的です。ただし、ノートパソコンの中にはメモリが基板に直付けされていて増設できないモデルや、eMMCで交換できないモデルもあるため、購入前に構成を確認しましょう。

まとめ

Celeron(セレロン)は、インテルのエントリー向けCPUで、ネット閲覧や動画視聴、簡単な文書作成なら今でも十分に使えます。「使えない」と言われるのは、重い作業に使っていたり、メモリ4GB・eMMCといった構成が原因であることがほとんどです。
Celeronを選ぶならメモリ8GB以上・SSD搭載・Windows 11対応のモデルを。仕事で毎日使うなら、同じくらいの予算で買える中古のCore i5搭載パソコンも比較してみてください。

中古パソコンの品質や保証期間は、販売店によってさまざまです。PCスマイルでは、独自の厳格な検査・清掃基準に基づいてパソコンを整備し、通常3年間の長期保証を付けて販売しています。専任の担当者が企業のパソコン導入・入れ替えをサポートし、100台以上の大量調達も承っています。お気軽にご相談ください。

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